INTERVIEW
社員インタビュー
地域の安全を
支え続ける
誇りと責任
MIKI
KAZUHIRO
工務部 主任
三木 量博
チームの仲間と
共に歩んだ歳月
以前は5年ほど別の会社で土木施工管理の仕事をしていました。北陸を中心に、トンネル工事やダム周辺のインフラ整備、砂防工事、大型工場の造成工事など、さまざまな現場を経験しました。その後、結婚を機に地元での安定した働き方を求め、一度建設業界から離れました。しかし、縁あって専務からお声がけをいただき、再びこの道へ。入社して今年で9年になりますが、やはりこの仕事が自分には一番合っていると実感しています。
大給組の入社後は水門の撤去工事などを経験した後に、現在も国道29号線の維持工事を担っています。主な業務は書類作成ですが、現場では常に2〜3班に分かれた4〜5人のチームが作業を進めてくれています。メンバーがほぼ固定されているので、私の中では「29号線チーム」という特別なチームができているような感覚です。それだけに、このチームへの思い入れは強く、作業員の方たちがいつ何時も怪我をしないよう、安全管理には人一倍気を配っています。長年の経験と、このチームへの深い愛着を持って、日々の業務に真摯に取り組んでいます。
当たり前を
支える責任
忘れもしない令和4年3月18日。波賀町鹿伏で雪崩が起こり、国道29号線が通行止めになった時のことです。巡回中のスタッフから緊急の連絡が入った時のことは、今でも鮮明に覚えています。すぐに現場へ向かうと、雪崩の規模に自然の恐ろしさを改めて痛感しました。地域の皆様の大切なライフラインを復旧させるため、私たちは皆で一丸となり夜通しで除去作業を行いました。最終的に通常の交通再開までには半年以上を要しましたが、その時に「安全に走行できる、当たり前の道路を守る」という、私たちの仕事の本当の責任感を強く感じました。そして、その現場以降、29号線の現場責任者として携わっているので、今では「29号線は私が守る!」という強い想いで仕事に励んでいます。
日常では、動物の接触事故の処理や、法面の崩壊を防ぐための除去作業など、当たり前すぎて気づかれにくい業務かもしれません。しかし、こうした日々の地道な努力が、地域の安全な日常を守っている。その大きな責任と誇りを胸に、これからも地域の災害を防ぐために力を尽くしていきたいです。
多方面から学べる
特有な仕組み
今の現場では、30代と20代の後輩社員に現場責任者としての業務を教えています。大給組では、教育担当が特定の人に限定されるわけではなく、その現場で一緒になった先輩から直接学ぶことができます。様々な経験を持つ先輩たちから、それぞれ異なるノウハウや考え方を吸収できるので、これは大きな強みだと感じています。多くの現場責任者がいるからこそ、様々な良い部分を学び、大きく成長できる環境があると思います。
自分のような責任者の立場では、安全な現場の管理はもちろん、後輩たちに技術や知識をどう伝えていくか、その方法が毎回問われます。教えることは自分の成長にもつながるため、学ぶことを止めないことの重要性を改めて感じさせられます。若い世代が成長する姿を見るのは、何よりも嬉しいものです。彼らが大きく羽ばたいていけるよう、私自身も日々成長し続け、より良い指導ができるよう努めていきたいです。
地域と歩む
当たり前を
守る日々
これまでの経験をさらに積み重ね、どんな状況にも対応できる頼られる存在になりたいです。また、日々の業務における効率化や時間管理など、会社や働く仲間にとってプラスになる改善にも積極的に挑戦していきたいと考えています。そして、どんなに難しい仕事がきても、これまで以上に皆で協力し合える強固な関係性を築いていきたいです。
長年この業務に携わっていると、沿線の自治会の方々との繋がりも生まれてきます。祭りなどがあれば顔を出して挨拶させていただくこともあり、そうして地域の方々と直接触れ合うことで、私たちの仕事が人々の暮らしを身近で支えていることを改めて実感します。地域の皆さんが安全に暮らせるように、という想いが、さらに強い責任感となって日々の業務に励む原動力になっています。当たり前の日常を守るため、これからもこの地域に貢献し続けていきたいです。
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